田村虎之亮写真展「見つめる ベラルーシ2022-2024」

2025年9月30日(火)-10月5日(日) 13:00-19:00

ベラルーシは旧ソ連の国の一つでウクライナの北側にある。

2022年のロシアによるウクライナ侵攻では間接的にロシアを支援している。

2020年に行われた大統領選挙は正当な結果ではなく、多くの人が抗議活動をした。投獄された市民、近隣諸国に逃げた者も多数いる。2021年には反政府派のジャーナリストがベラルーシ上空の飛行機に乗っていたため飛行機は降ろされて拘束された。

欧州最後の独裁国家とも言われ、大統領は今年で30年目に入る。

 

2019年まで東京都内でストリートスナップを撮り続けていた私は、日本人があまりいない海外に活路を見出そうとしていた。誰もが撮っている場所で撮影してもどうしようもないという思いがあった。それが正しい考えかは別として、自分しか取り組んでいない、誰とも競合しないテーマが欲しかった。

 

そして2020年にベラルーシへの留学を決め、これらの情勢を無視する形で2022年に下見、2023年に1年間留学し、ロシア語の学習と撮影に勤しんだ。

 

滞在中、多くの友人に恵まれた私は2024年もベラルーシを訪れることができた。願わくば定期的に訪れたいと思っている。

 

田村虎之亮

1998年 広島市生まれ

東京綜合写真専門学校(2017-2022)

ミンスク国立言語大学(2023)

2024年、ベラルーシとその周辺国に半年間滞在